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医療費控除の確定申告でつまずいたとき、
「もっとちゃんとお金の仕組みを知っておきたい」と思ったのが、FP3級を受けたきっかけでした。
週2〜3回、半年かけてコツコツ勉強した結果、無事に合格できました。
この記事では、独学でFP3級をとった体験談をまとめています。
「お金のこと、ちゃんと知っておきたい」
そんな気持ちを大切にしたい方に、届いたらうれしいです🌿
FP3級を独学で受けたきっかけ
医療費控除の確定申告、意味分からない。
きっかけは、歯科矯正の医療費控除。
確定申告のときに「これ、どう書けばいいの?」と迷ったのが始まりでした。
調べてもいまいちピンとこなくて、なんとなくで提出してしまったあの感じ。
なんだかすっきりしなくて、「ちゃんと仕組みがわかってたら気持ちいいのにな」と思ったんです。
税金や保険の話って、暮らしに関わることなのに、学校では習わなかったものばかり。
苦手なままにしておくのがイヤになって、「まずは基本を学んでみよう」と思って選んだのがFP3級でした。
生活に関わる知識を学びたかった
FP3級は、ライフプラン・保険・税金・投資・不動産・相続の6分野の試験になっています。
どれも難しそうに見えるけど、生活に直結する知識ばかりだからこそ、勉強する手応えがあって、モチベーションも続きやすかったです。
暮らしの中で役立つ知識を、ちゃんと整理して身につけたい。
そんな思いで、独学スタートしました◎
独学に使った教材と勉強スタイル
ユーキャンの市販テキスト
FP3級は、市販のテキストを使って独学で学習しました。
私が選んだのは、ユーキャンの市販のテキストです。
猫が可愛い🔽

一回で勉強するべき量が明確に提示されていたので、勉強ペースの目安がつかみやすかったです◎
図解や色分けが工夫されていて、数字が多くてもごちゃつかず、スッと頭に入りました。
持ち歩くにはちょっとだけ分厚いので、分野ごとにカッターで切り取って、薄い冊子状にして持ち歩いていました。
(資格試験の本、重いですよね・・・😭)
テキストと同じ種類の問題集
資格勉強をするとき、とりあえず1冊目の問題集は、テキストと同じ種類のものを選ぶようにしています。
参照ページなどの記載が統一されていて使いやすいです。

私のFP3級勉強スケジュール
まずはテキストを一周
勉強を始めて最初にやったのは、とにかくテキストを一通り読み切ること。
この時点では、理解より「全体をざっくりつかむ」のが目標でした。
最初から完璧に覚えようとするとつまずくので、「ふ〜ん、そんな仕組みあるんや」くらいの温度感で読み進めてました。
難しいところは飛ばしてOK、読みやすいところからリズムをつくるのが大事。
一周したあとは、「どの分野が得意で、どこが怪しいか」がなんとなく見えてきました。
問題集を繰り返す
テキストを読み終われば、どんどん問題集を解いていきます。
解きながら、問題にひとつずつマークをつけていきます。
- ◯:自信を持って答えられる。理由を言える。正解
- △:理由はよく分からないけど、正解
- ✖️:間違えた
- ?:全然分からない
2周目では、◯以外の問題をときながら、2つめのマークを記入していきます。
直前は苦手分野を復習
直前の時期は、たくさんマークがついている(◯がついていない)問題だけをやります。
この時点では問題数がかなり減っているので、苦手分野を重点的に復習できました。
試験当日のことと結果
会場の雰囲気と流れ
私が受けたのは2023年5月試験です。
試験会場は大学で、校舎に入るまでに行列が出来ていました。
いろいろな年代の人がいましたが、20〜30代の若い方が多かった印象です。
合格ラインと自己採点
FP3級の合格ラインは、学科・実技どちらも60%以上。
出題形式が毎回似ているので、過去問をしっかりやっていれば合格ラインは十分狙えます。
問題用紙は持ち帰ることができるので、問題用紙に自分の回答を書き込んで帰り、各社が公開してくれる解答で自己採点しました。
無事、合格ラインに到達。
あとはマークミスがないことだけを祈りながら、正式な結果発表を待ちました。
マークミスなく、無事にFP3級の一発合格ができました。
取ってよかったと感じたこと
確定申告が少しわかるように
一番実感したのは、確定申告へのハードルがぐっと下がったこと。
前は「とりあえず書類出せばいいんでしょ?」という感じだったのが、「何をどう申告して、何が戻るのか」までわかるようになりました。
医療費控除やふるさと納税のしくみが整理できたのも、日々の家計管理につながってます。
暮らしに直結するお金の知識が増えると、不安がちょっと減って、自信がひとつ増えた気がします◎
失業保険や職業訓練も活用できた
実は転職のタイミングで、雇用保険の手続きや職業訓練制度を使うことができました。
以前だったら「ハローワークで言われた通りに…」で終わってたけど、仕組みを知っていたから「自分で選べる」感覚があったのが大きかったです。
勉強って、将来の選択肢を持っておくことでもあるんだな、と実感しました。
投資の理解が深まった
もともとNISAやiDeCoは始めていたけど、用語の理解が浅くてなんとなく…という不安がありました。
FPの勉強を通して、株式・投資信託・債券などの基本がつかめて、「これで合ってるんだな」と確認できたのが心強かったです。
知識があるだけで、判断に迷わなくなる安心感があります。
まとめ|FP3級は独学でもいける!
お金の知識って、知ってるか知らないかだけで、選べる幅がぐっと広がるんだなと実感しました。
難しそうに見えるけど、FP3級は暮らしに直結する話ばかりだから、実はすごく身近でおもしろい内容なんです。
私が取得している資格の中でも、万人におすすめできる資格No.1です。
そこまで難易度も高くなく、勉強量も多くない資格なので、ぜひ挑戦してみてください。