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こんにちは!先日、行政書士試験を初めて受験してきました!
自己採点の結果は、記述抜きで160点。
合格ラインは180点なので、記述の採点(最大60点)に全てがかかっている…という、なんとも言えない「微妙なライン」で結果を待っている状態です🥺
この記事では、そんな私が
- なぜ行政書士試験を受けようと思ったのか
- 実際に使った教材(フォーサイト・市販本)のガチ感想
- 1ヶ月前の絶望的な模試の結果から、どう追い込んだか
について、リアルな体験談を書いていこうと思います! これから受ける方、特に「フォーサイトどうかな?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです😊
行政書士試験を受けるきっかけ
「資格が欲しかった」わけじゃない?
まず、私が勉強を始めたきっかけなんですが、実は、行政書士になりたいわけではありません。
仕事で法律の条文を読む機会がちょこちょこあり、「ちゃんと法律の基礎を学びたい」と思ったのがきっかけです。
どうせ学ぶなら何か形に残したいな、と思い立ち、行政書士試験にチャレンジすることにしました!
教材について
独学にするか、通信講座にするか
行政書士試験は、一般的には「難関資格」といわれていて、合格率は例年10%から15%前後で推移しています。
合格するために必要な勉強時間の目安は以下の通りです。
| 受験者のタイプ | 必要な勉強時間の目安 |
| 法律初学者・独学 | 800時間〜1,000時間以上 |
| 法律初学者・予備校/通信講座利用 | 500時間〜800時間 |
| 法律知識がある人(法学部卒など) | 500時間〜600時間 |
私は完全な法律初学者。
一応(?)フルタイムで働く社会人で、そんなに時間に余裕があるわけでもありません。
そのため、今回は通信講座を使うことにしました。
教育訓練給付金を使ってみた
そして、社会人が通信講座を使う積極的な理由が、ハローワークの教育訓練給付金です。
この制度、ご存知ですか?
簡単に言うと、厚生労働大臣が指定する講座を無事に修了すると、支払った受講料のうち20%(上限10万円)が後から戻ってくる、という超ありがたい支援金です。
どうせ勉強するなら、少しでもお得に学びたいですよね。
フォーサイトの行政書士講座がこの制度の対象になっていたのも、大きな決め手の一つでした。
(※対象になるかどうかは、ご自身の雇用保険の加入期間や、受講する講座によって条件があるので、最新の情報をハローワークやフォーサイトの公式サイトで必ず確認してくださいね!)
なお、フォーサイトさんの場合は、学習アプリManabunの中にある「確認テスト」をすべてクリアすることが、この給付金を利用するための条件となっています。(2025年10月現在)
確認テストは、各単元の重要事項を、◯❌クイズで確認するものです。
問題量としては各単元5〜10問、全40回あります。
一発クリアは難しいかもしれませんが(ちゃんとやっていればできるかも?)、何回でも挑戦できて、同じ問題が繰り返し出てくるので、そのうち答えを覚えて合格できます。
実際に使った教材
メイン教材:フォーサイトを選んだ理由と超正直レビュー
というわけで、今回はフォーサイト(Foresight)さんにお世話になりました。
私が使った感想としては、めちゃくちゃオススメです!!
テキストがとにかく見やすい
フォーサイトのテキストは、とても見やすくて、めちゃくちゃ使いました。
- 余白が多い
- フルカラーだけど、色がごちゃごちゃしすぎていない
- 図解がシンプルでわかりやすい
- 重要なことと、そうでないことが一目瞭然
他の教材も本屋で立ち読みしましたが、情報量が多すぎて真っ黒に見えるテキストも多い中、フォーサイトのテキストは「勉強するぞ!」というメンタル的なハードルを下げてくれました。
電子テキスト(PDF)が神
これが最高でした!フォーサイトは、テキストの電子版(PDF)を丸ごとダウンロードできるんです。
私はこれを全部iPadの「Goodnotes」アプリに取り込んで、
- 講義動画を見ながら直接書き込む
- 過去問で間違えた部分をテキストに転記する
- 移動中はiPadだけで復習する
という使い方をしていました。
デジタル学習派の人には全力でおすすめしたいポイントです。
🔽私のgoodnotes勉強はこちら
サブ教材:記述対策と模試は「市販」で補強
私は基本のパック(バリューパック1)で申し込んだので、記述対策や模試はセットになっていませんでした。
(※「バリューパック2とか3」なら全部入りみたいです!)
そのため、以下の教材を市販で買い足しました。
1. 記述対策:合格革命(行政書士 記述式対策問題集)
これが、私が一番やり込んだ問題集です。
正直、この本がなかったら記述は1問も書けなかったかも…と思うくらいお世話になりました。
最初は全然書けなかったですが、私が得意な勉強法が「書いて覚える」なので、どんどん繰り返し取り組めました!
最終的に3周か4周はしたと思います。
2. 肢別問題集
ネットで勉強法を検索すると、多くの人がおすすめしているのがこちら。
私も一旦買ってみましたが、なかなか続きませんでした😭
私の勉強法が「書いて勉強」タイプなので、◯✖️だけを答えていくタイプの問題演習が向いてなかったです。
ただ、学習範囲の網羅率はこちらの問題集が一番だと思います。
3. 行政書士 ミニマム六法
法律の勉強をするなら、六法を買ってみたかった🥺
それだけ。
ちょっとだけ読んだけど、あまり使っていません。
3. 模試:TAC(みんなが欲しかった!行政書士の直前予想模試)
模試はTACさんのものを購入しました。
本番さながらの緊張感で時間を計って解く、という経験ができたのが良かったです。
…が、この模試の結果が、私を地獄に突き落とします(笑)
1ヶ月前の絶望…模試が100点〜130点台だった話
「そろそろ仕上がってきた?」なんて思っていた試験1ヶ月前。
満を持してTACの模試を解いてみた結果…
1回目は300点満点中、130点。
2回目は、108点を叩き出しました。
さすがに危機感を感じましたが、
まぁ、最後の一ヶ月頑張るモチベーションが湧いたので、これはこれでいいかな。(ポジティブ)
「秒トレ」は必須アプリ
模試をやって、基礎のインプットが足りていないことを痛感。
やり込んだ教材は、「秒トレ」というアプリです。
これは、法律の文章や、重要な判例について、選択式の穴埋め問題に取り組めるアプリです。
1つの問題に3回は取り組まなければいけない仕組みになっていて、正解した問題と間違った問題、繰り返し間違えている問題も一目瞭然!
単元ごとに200円で購入できるのも、必要なところだけ買えるのでめっちゃいいと思います。
私は、行政法、民法、基礎知識だけ買って、ほぼ一ヶ月で90%までクリアしました。
受験申込と当日
反省:会場の申し込みは「秒」でやるべし!
これは勉強内容とは別ですが、めちゃくちゃ反省してることがあります。
受験申し込み開始から2週間ぐらい、申し込みを後回しにしていました。
その結果、最寄りの会場が全部「満席」に!!😭
結局、電車を乗り継いで1時間以上かかる会場で受験することになりました。
当日の体力的な負担も大きかったので、「受験申し込みは開始と同時にやる!最寄りの会場を抑えるべし!」と強くお伝えしたいです。
そして本番。自己採点の結果は…
そして迎えた本番当日。
自己採点の結果は、 記述抜き:160点でした。
合格ライン(180点)まで、あと20点。
この20点を、60点満点の「記述式」で稼がなくてはいけません。
記述式の手応えとしては… 「10点分は固く取れてそう。でも、20点取れてるかは本当に微妙…」 という、なんとも言えないラインです。
うーん。待ちの二ヶ月、長いですね。
まとめ:行政書士試験を初めて受けてみて
結果に対して
法律の知識ゼロから始めた行政書士試験。
合格しているかは分かりませんが、①社会人 ②法律初学者 ③直前期に模試108点 から考えると、記述抜き160点は頑張った方ではないかと思っています。
1ヶ月前は絶望的な点数でしたが、なんとかここまでたどり着きました。
ちなみに、勉強時間はおそらく200〜250時間ぐらいでした。
記事冒頭で、「初学者の目安は800時間」と書いたんですが、全然足りてないですね。
せめて400時間ぐらいやれていたら、記述抜き180点で安心して結果発表を待てたと思うんですが。
これは3〜5月ぐらいにサボったせいです。反省。
勉強してみての感想
感想としては、「とにかく文章を読む試験」という印象です。
文章量も多いし、細かいところまで精読していくスキルも必要です。
文章を読むのが速い人、苦でない人には向いているかもしれません。
また、範囲は広いといえば広いですが、大半が「法律」に関する内容です。
例えば保育士試験であれば「心理学」「栄養」「子どもの発達」「社会福祉と関連法律」「ピアノや絵の知識」など学習範囲が幅広いのですが、行政書士試験は「一部の法律関連知識」を深く学ぶ感じでした。
「全然違うジャンルの勉強して気分転換〜〜〜」が出来ないので、飽き性の私にとっては長時間勉強がしにくい資格試験でした。
最後に
結果はどうなるかわかりませんが、ひとまずやりきりました!
最終の結果が1月28日に出るので、また追記をします。
この記事が、これから行政書士試験にチャレンジする方の参考になれば幸いです。
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